技術へのこだわり
より心地よく
心地良さのキーワードは3つ
- 1.ブルーライト量の管理
- 睡眠に優しい高質な光を提供
- 2.フリッカーレス
- 目に見えない『ちらつき』を削減
- 3.グレアレス
- 眩しさを抑える光学設計
LED電球の製造に当たって、ブルーライト量の管理、フリッカーレス、グレアレスという3つのキーワードがあります。これらはどれも、私たちが不快さを感じるものをカットすることを意味します。もちろんこの3つはLED製造の基本ですから、これらの要素に対応している製品を使用してはじめて、居心地の良い空間を設計することができるのです。
健康と睡眠に関わるブルーライト
1. 夜に使う照明だからこそ、健康を第一に考える
しかし、私たちが照明を最も使用するのは夜です。そして、現在使用されているほとんどのLEDは青色発光をベースに作られており、光に青色成分が多く含まれます。つまり、私たちは夜にリラックスしようと思っていても、LED電球から出てくるブルーライトを浴びているために、メラトニンの分泌を抑えてしまっているのです。
ですので、私たちは、難しいとされていたLEDのブルーライトを出来るだけ抑え、夜の眠りを邪魔しない、リラックスできるLED作りに励んでいます。
偏頭痛の原因とも言われるフリッカー
2. “目に見えない”『ちらつき』へのこだわり
LEDの光による快適な空間を考える上で、もう一つ大事なものに“フリッカー(ちらつき)”があります。
LEDは、応答性が高いため電源から供給される電圧の変化に対して光の強さが変わります。なので、電源から、変動のない一定の電圧が供給されていれば、問題はありません。しかし、LED電球の中には、電源の設計が不十分であったり、コストダウンのしすぎで、その出力が安定していない場合があります。それが、フリッカーと呼ばれる目に見えないチラツキの原因になります。
しかし、非常に高精度な人間の目では、LEDの高速フリッカーを認識できないので、知らず知らずにその様な環境に置かれてしまう事も十分にあり得ます。
医学的には立証されているかは少しわかりませんが、フリッカーと思われる原因で、身体の不調や偏頭痛を訴えたという事例もあり、実際に、当社のLEDで、長年苦しめられてきた偏頭痛が治ったという感謝のお手紙をいただいたこともあります。
高耐圧のLEDというものもありますので、仮にそれをLEDに使ったとしても光る事は光りますが、周波数(50Hzの東日本では1秒に50回)通りに、明暗を繰り返します。
そうならない様に電子回路を入れるのですが、それでもその波がとりきれない時にそのチラツキが発生します。LEDの光の品質を決める要素の一つに、この電子回路の技術水準の有無もあるのです。
グレア(まぶしさ)対策
3. 直接目に入ってくる光を考える
それはLEDの発光原理からくるものです。LEDは、0.3mm程のとても小さな点で、とても明るく光ります。ガスの中で発光する蛍光灯や、フィラメントが燃焼する白熱電球と比べて、とても眩しく感じられやすいのです。人間が検知できないフリッカーと違って、この眩しさはダイレクトに人間の感覚に伝わってきます。
また、光そのものが目に直接入って来ないように配光角を絞った超狭角度のLEDスポットライトや、通常の電球でも内部に乱反射させる構造で光ができるだけ拡散する様にするなど、様々な技術を取り入れ、より快適な空間が実現できる様に努力をしております。